原則として倍。何が起こるか判らない。

　飲用水250L、雑用水750L。
　これは、清水タンクの大きさの制限から。
　造水機が動いている間は、毎日飲用可能な清水を補給。
　造水機が動かなくなったら、陸地までの予定日数に合わせた使用制限を行う。

　700L。
　燃料タンクの大きさの制限。タンクは500L、それにポリタン10個。
　燃料は発電機と、入出港用、無風地帯用をベースに考えている。
　2000マイルの行程でも同じ。

　一般的な整備以外には、ドジャー、ビミニの防水。

　携帯電話をこれまで、水で2個だめにしている。スプレーのかからないところにホルダーを取り付けた。
　飛び交う物をなくす。なるべくロッカー内に格納する。底を固定する。
　まだ床板は固定していない。

　現地で見かける、不明の食物はなるべく挑戦してみること。なかには、いいものがある。

　国際航海という観点からは、ビザの必要有無、必要な場合の取得場所の調査。
　要求されるドキュメントの調査と用意。
　必要ならエージェントの事前準備。

　スペア部品の補充。全装備品の点検。

　装備品の日頃のメンテが重要。
　いつも何かが壊れるだろうから、うまくみんな揃ったときが出港タイミング。
　もちろん、風の制約があれば、それに合わせる最大限の努力をする。
　最後は見切り発車か、出港を見合わせるか、船長判断となる。